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「つづみ」の音~小鼓で触れた世界を紹介

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カテゴリ:ソフィア

  • 吉田秀和展@小樽文学館
    [ 2011-07-25 10:24 ]
  • 本歌取りの現代詩
    [ 2009-11-03 17:21 ]
  • 「復活」に思う その1~「シェルブールの雨傘」
    [ 2009-06-24 15:38 ]
  • 菩提樹に思う その2
    [ 2009-06-08 15:52 ]
  • 菩提樹に思う その1
    [ 2009-06-06 22:27 ]

吉田秀和展@小樽文学館

北海道中央バスの小樽イベント案内などで知った
小樽文学館での「吉田秀和展」へ昨日足を運びました。

大学1年の冬に札幌で、吉田秀和さんの講演を聴いています。
今回は来道ままならないながらも
来館者へのメッセージがグランドピアノの上に置かれていました。

今月末までの展示です。
北海道は避暑地の観光としては最適な時候です。
ひなびた風情で再開発がゆるりゆるりの小樽の町です。
by kotudumi | 2011-07-25 10:24 | ソフィア | Trackback | Comments(0)

本歌取りの現代詩

昨日は初雪の日に、札幌放送合唱団の定期演奏会がありました。
今年は日本人作曲家の曲ばかりと、お気に入りプログラムの練習成果をご披露です。
高田三郎作曲の「水のいのち」は、イタリア語訳の歌詞で歌ったのですが
日本語の詩がたたえる人生観そのものは生かされているはずです。

イタリア語にすることで伝えることができるのは、音楽の音の明るさだけでしょうか?
テキストの持つ深みをイタリアの人たちにもじかに味わってもらえることに自信はないのでしょうか?

合唱の歌詞を追究すると、古典の世界に遊ぶこともできそうです。
本歌取りが見え隠れしている日本の現代詩を歌いながら追究することで
新種の「謡い」である「歌い」を日本に近づけてみようと思います。




by kotudumi | 2009-11-03 17:21 | ソフィア | Trackback | Comments(0)

「復活」に思う その1~「シェルブールの雨傘」

昨日のPMF合唱団「復活」練習は、大きな成果があったように思います。
先週の私の心配は払拭されたといってもいいでしょうか。
PMFを聴きに来てくださる皆さんへの期待に応えられるような
精神性のある合唱になってきたと思います。

「復活」の意味を思うに、私は「シェルブールの雨傘」へと思いが馳せます。
ミシェル・ルグラン作曲のミュージカル映画、観ていますか?
亡くなった舅がいたく感動した映画だそうです。
戦争経験者には、いやはや思いが深くなるわけです。

第1交響曲「巨人」3楽章で、さまよっていた若人は深い失恋の悲しみから
故郷を去るところを菩提樹の下で休んでいるようです。
回想として、戦地に赴く前夜に、彼女が泣いてくれた思い出がひと吹き。
オーボエのメロディは「トランペットが美しく鳴り響くところ」を鳴らします。
ドイツ民謡詩集の「子どものふしぎな角笛」からの歌の冒頭ですが
なんだか、グリム童話のような怖さがあります。
マイ聖地の「ハーメルンの笛吹き男」参上。
そして、「シェルブールの雨傘」にも似ています

引き継がれる第2交響曲「復活」は反戦歌としてのイメージが現れました。
使いようによっては、戦争プロパガンダ仕様にもなりましょうが
ユダヤ人のマーラーの曲は、第2次世界大戦時のドイツでは
幸いなことに、使用不可だったのでしょうね。
指揮者のエッシェンバッハ氏のルーツにとっては
重い思いのマーラーと心がけて、歌わせていただきましょう。

クラシック音楽がグローバルに取り組まれるということの不思議を考えるに
私たち日本人には解決できないルーツの不一致の中
わずかでも一致する精神性を音で表現できれば素敵ですね。
平成の世だからこそ、そこまで行けそうな気がします。





by kotudumi | 2009-06-24 15:38 | ソフィア | Trackback | Comments(0)

菩提樹に思う その2

名古屋での3年間は、北海道育ちの私にとって
東京での13年間の蓄積とはまた違う、いやそれ以上の経験でした。
区役所で手に取った千種区(ちぐさく)史跡散策路のリーフレットにある近隣のお寺に
「織田信秀の菩提寺」との案内を見つけていちいち驚く、えぞっ子でした。
この桃巌寺(とうがんじ)は、住職さんも織田さんです。

菩提寺といわれて、日本人ならばおよその意味がわかりましょう。
改めて、国語辞典を引いた記憶があります。
先祖の位牌を納めてあるお寺~
インド原産の菩提樹は、この木の下でお釈迦さまが悟りを開いた~とか
より馴染んでいたはずの、シューベルトの「菩提樹」はどこかへ飛んで行きました。

今、私は菩提樹の下で悟りを開いた方が作曲した曲を練習しているようです。
彼は、シューベルトの系列の人。
仏教を忘れた日本人がドイツ語を口真似して歌うのを大目に見てくれるのでしょうか?
7月の公演は大きなチャンスなので、もう少しお勉強しましょう。
(続く)
by kotudumi | 2009-06-08 15:52 | ソフィア | Trackback | Comments(0)

菩提樹に思う その1

札幌はライラックの花の盛りを過ぎ、替わってアカシアの香りがフワリ。
正しくは、ニセアカシア~別名ハリエンジュの花を歌った「この道」のように
赤レンガ庁舎をバックに、観光幌馬車が歩いているのを昨日見ました。
睡蓮の蕾はまだこれからがお楽しみというところです。
最近は浜でなくても植えてあるのを見られるハマナスが
本来の生命力を発揮して、かなり伸びた枝に花を咲かせています。
北一条通りを時計台から近代美術館まで行く間の発見は、植物園のようです。

様々な街路樹が見られるここ札幌に暮らしていますが
気候に合わない樹木は残念ながら鉢植えか温室育ちとするしかありません。
「たき火」に歌われる山茶花、日本のバラとして名高い椿は
名古屋在住の時に、そこかしこの垣根や庭の冬の風物詩と知ったことで
日本人の常識をようやく得たりと感じ入ったものです。

菩提樹の花の頃と聞きますが、札幌ではどこで見られるのでしょうか?
ウィーンでも歌われている「泉に沿いて茂る菩提樹」ですから
札幌の気候にも耐えられそうなものです。

菩提樹の陰に休むことの意味を知るウィーン子に比して
日本人の常識のほどはいかがなものでしょうか?
(続く)
by kotudumi | 2009-06-06 22:27 | ソフィア | Trackback | Comments(0)
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