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「つづみ」の音~小鼓で触れた世界を紹介

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吉田秀和さんの新境地

愛妻家ゆえに、ひとりになったことに打ちのめされられたご様子だった吉田秀和さんですが
90歳を過ぎられて、なお記念碑的作品集を出版するなんて、お元気ではないですか。
早速、試し読みをいたしました。
集英社2月の新刊 「永遠の故郷ー夜」吉田秀和著
まずはフォーレ作曲 ヴェルレーヌ作詞「月の光」
フランス歌曲は発音の不勉強で、いつもヴォカリーズになってしまうのですが
カルメン合唱団のカタカナ・フランス語で舌を滑らかにした後の今こそ
「声に出して歌いたいフランス語」にしてみようかなと思います。

でも、最新刊の本を読んでみるのが先でしょう。
NHK・FM「名曲の楽しみ」のパーソナリティの吉田さんの声も聴いて
本の感想をしたためたいものですね。

私がヴェルレーヌを初めて読んだのは、高校1年生の現代国語の教科書でのこと。
吉田さんも高校1年生(中学4年で受験した成城学園)のときとか。
ただし、フランス語ですって
「都に雨のふるごとく」ですが、ドビュッシー歌曲集にある鈴木信太郎さんの訳そのままだったか
ノン、「巷に雨のふるごとく」という題名での訳だったか、「かすみにかかる この記憶」
だけども、ヴェルレーヌについて発表したい人との先生の誘いに、即挙手をした君の記憶は
その発表内容ともども、明晰な残像として残っています。役得でしたねY君。
吉田秀和さんに相対する中原中也さん=私に相対する現代国語の先生とY君

でも古文の授業で知った道成寺ものが、今月最大の課題でした。
「娘道成寺」長唄抜粋、3月試験の勉強で桃の節句をお迎えです。
長唄三味線と能楽小鼓のどちらを選ぶかの結果、長唄はさわりを大正琴で奏でるだけですが
安珍清姫伝説~能楽~歌舞伎舞踊~江戸のにぎわいへと知りたいことがいっぱい。
実技を裏付ける世界をこの機会に賞味しなければ、期限切れになってしまいます。
清姫の年頃でなくとも、この説話は心に留めておかなければなりません。
より古い文献「今昔物語」では、宿主の寡婦の物語ではありませんか。

古文と現代国語の先生は同じ方でした。今もお世話になっておりまする

永遠の故郷-夜
吉田 秀和 / / 集英社
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北海道での少年時代のお話を30年前の講演会でお聞きしました。文学史の教科書に載っていた小林秀雄氏の「モオツァルト(モーツァルト)」を読んだ後、クラシック評論に距離を置いてしまった私ですが、吉田秀和さんには親しみを感じまして、朝日新聞の音楽展望寄稿者、FMのパーソナリティとしてお会いしていました。
本格的に吉田秀和さんの本はおもしろそうと思ったのは、昨年のNHKでの特別番組を見てのことです。買い求めた帰りの地下鉄で、北海道での初恋の思い出を見つけました。30年前には、お話しされなかったですね。
「メリー・ウィドゥ」にお会いするのは、夢の中の昔語り






by kotudumi | 2008-02-06 13:29 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
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