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「つづみ」の音~小鼓で触れた世界を紹介

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雲の通い路

福豆、恵方巻で福神さまをお招きして、立春の今日は紫がかった冬の夕焼けを見られました。
今年に入って雪の日が多い札幌ですが、不思議と晴れ間のまぶしさがまばゆいのです。

カルメン公演の合唱に出させていただいて、自己愛の強さとやらを教えていただきました。
本番前の演出の先生の熱いお話からのこと。
カルメンをやはり好きになれないのは、自分も似たり寄ったりのサガを隠しているからでしょう。
憧れる女性像は、まだまだ遠い存在だから、生涯かけて追い求めるのも楽しいことです。

先週、お稽古をした太鼓ものの中之舞「西王母」は、3月の桃の節句に向けてぴったりです。
ご町内旧正月遊びをかねてする百人一首の人気札「乙女の姿」の歌も読み込まれています。
というよりは、僧正遍昭さまに出典を紹介されたということなのでしょうか?
作者は不詳の「西王母」ですが、兄弟子をたどれば、今も巷に息づいています。
10歳離れた妹が中学生のころに、なぜか必修クラブで人気だった百人一首は
今思うと、公文教室の広がりとも関係がありますか、どうでしょう?
その頃に少し背伸びの季節だった男の子のお母様と、カルメンの合唱の席でお隣になったのは
素敵な廻り合わせでございました。

天津(あまつ)風 雲の通い路心せよ 雲の通い路心せよ

三千年に一度、花咲き実のなるが咲いた
となりますは、中国四千年の歴史の一王朝の物語です。

あまつの天津甘栗が安心して食べられるようになりますように~と祈りながら
雪の晴れ間の陽光の中に、西王母が舞い降りて来る春を見つけていきましょう。
桃の節句に向けての管絃の遊びは、どれにしようかなと只今思案中。



by kotudumi | 2008-02-04 22:47 | 小鼓 | Trackback | Comments(0)
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